草野球日記

備忘録です

理学療法士の先生のリハビリを何回か受けてみて

みなさんこんにちは。

 

だんだんと梅雨が本格的になってきて、

野球の試合が中止になる事がちらほら増えてきそうです。

 

4月の終わりから理学療法士の先生に肘の痛い部分を診てもらってリハビリを始めてから、1ヶ月半ぐらいが経ちました。

 

少し記事で共有したりなんかもしましたが、ストレッチやマッサージなどを続ける事で、ピッチング力が上がった気がします。

5月は引っ越しやら何やらで、ストレッチとマッサージは受けていましたが、実際にマウンドに立てたのは5月の終わり。

 

助っ人で参加したチームで1イニングだけ投げさせてもらいました。同点最終回からの登板でしたが、めちゃくちゃ久しぶりのマウンドということもあり制球が定まらず、ツーアウトとるも押出しサヨナラを決めてしまいました。。。これが5/29

 

翌日(5/30)不安が残るものの、自チームである新宿レニーズの試合で1イニングだけですが先発させていただき、奪三振2、四球1で無失点に抑える事ができました。

 

これは少し自信になったのですが、先生に「日曜日投げたら、痛みとか感覚どうだったか教えてください」と言われていたので、再び整形外科へリハビリ。投げた後に肘周りと上腕が痛くなったのですが、やはり良くないのはフォーム。

 

リリースが若干早く、後ろなので、ボールをしっかり押す事ができず、たまに抜けてしまうだとか。あと、リリースが早いと肩や肘にかかってくる負担も大きくなるそう。

 

それを解消して前で投げる事ができれば、負担もかからず、あまり本気で投げなくともいいボールが行くそうです。

 

他にもいろいろレクチャーしてもらったのですが、今の僕にはまだ難しいようなので、ひとまずリリースだけは意識して試合に臨んでほしいとのことでした。

 

そして翌週、6/6。

初参加の助っ人のチームにて、運良く登板させてもらい、結果完投することができました。試合前のキャッチボールの感覚では、リリース意識するとめちゃくちゃいいなという形だったのですが、実際マウンドに立つとそこそこ。味方のエラーもあり、初回にいきなり5失点してしまいました。。

 

しかしその後、2回は3者連続三振、5回まで四球を出すなどありましたが、大きく崩れる事なく122球完投。最後の方は省エネで投げる事のコツを掴んだ気がします。自信になったマウンドでした。

 

肩肘が痛むから5回も投げれないかなぁと思っていたのですが、後半痛む事なく意外といけました。尻上がりタイプの投手なのかもしれません。

 

翌日は筋肉痛になりましたが、そこまでひどくなく、今日リハビリで診てもらったときも、多少張ってる感じがあるだけですごい硬いわけではないとのコメントをいただきました。

 

投球フォームも見せたのですが、先週よりも明らかに良くなっていると、宿題はOKな感じ。しかし、改善点は毎回のように見つかるようで、、さすがプロだなと思いました。

 

今回はリリースに繋がるところというところで、股関節の使い方を教わりました。股関節が使えるようになると、リリースも前で安定し、より下半身を使って投げる事ができるそうです。

 

イメージとしては、投げる手の逆側の股関節を後ろに入れるというイメージ。股関節で体重を支えられるようになるのが大事。前回5回投げた時もコントロールが安定しなかったので、こういったところを直して少しずつ力をつけていきたいです。

 

レーニングとしては、ボールでも携帯でも何でも良いので、体の両脇に物体を地面に置いて、股関節を後ろ側に入れながら沈んでいく。そしてまた上がるこれを繰り返すそうです。沈んだままの状態をキープするでもOK。

わかりにくいと思うので、動画で解説できる機会があればまた投稿します。

 

そしてもう一つ大事なのが、体の軸。

投球時でもそうですが、せっかく股関節が意識できていても軸が一直線でなければ、フォームが崩れてしまいます。

 

一直線にする意識をもつ場所として特に大事なのが3点。後頭部、背中、骨盤です。

 

体の後ろに軸(棒)がついているイメージで一直線を保つ事です。自分の家にはクイックルワイパーがあったので、棒の部分だけ取り外してそれを体の後ろにつけてトレーニングしました。

 

こういうリハビリやトレーニングを教えてもらって思うことは、YouTubeで発信している著名人(ダルビッシュ、前沢力など)のトレーニングをそのまま愚直に実践することは確かに正解ではあるが、僕みたいなピッチャー初心者は基本ができてない事が多い、と思いました。

 

野球を10年以上やってきたから、「自分のフォームは正しい、基本は出来ている」と思いがちですが、実は全然そんなことはありませんでした。

 

彼らは無意識のうちに基礎をクリアしているか、ダルビッシュなんかの場合はゴリゴリにトレーニングしてるけど、それと同等、ケアにすごくお金を使っているはずです。なので、前提の部分は喋らないことが多い。

 

だからピッチャー初心者こそ、適当にYouTubeに転がってる教材を貪る、筋トレをゴリゴリするだけではなく、理学療法士など人体の構造を体系的、専門的に理解している人の目から客観的に診てもらうことが1番大事なのではないかと思います。

 

高校ぐらいから真面目にこういった行動してれば良かったなと思いましたが、当時はお金もないし、後悔してもしょうがないことだと思ってます。大事なのはこれからなので、125キロと7回完投を目標にこれからも先生とマンツーマンで頑張っていきます。